男性がフェミニズムに関心を持つべき理由


僕は諸事情から最近フェミ界隈のツイートをよく見ているのですが男性(ミソジニスト)の粘着力に驚いています。まさか女性であるだけでここまで叩かれやすいとは... 有名女性TWITTERへの誹謗中傷・荒らし #女だけの街 #女性専用車 #ツイッターでウィメンズマーチ 男性への啓蒙目的のタグ荒らし ゾーニングに特に厳しい腐女子界隈への荒らし 例を挙げればキリがありませんが、ほかにも「AEDで女を助けると訴えられる」というデマやネット界隈の女性への蔑称「性器呼び」など...<br/> こんな奴らと戦ってる女性がいると思うと頭がクラクラしてきます...


なぜ男の僕がフェミニスト活動をしているかというとある日僕の大事な人が突然「性暴力に遭った」とカミングアウトしたからです。 諸事情あり、大事にはならなかったので、僕はただただ黙って彼女を支えるしかありませんが... 今でも憎悪と怒りと無念の渦に溺れて息ができなくなることがあります。


今も男尊女卑は確実に存在します。慢性的に女性蔑視である環境は性暴力をしやすい環境を作ったり軽視されやすくなり、告発もしにくいです。男の僕がフェミニストなんて変に思われるかもしれませんが、男こそ自分のために意識を持つべきです。 だって いくら男が彼女や妻、娘、友達を大切にしていても、側にいるときしか守れないのです。 ネットで「女叩き」と検索してください。おぞましい内容ばかりですが、そんなものを投稿するような人たちが自分の大事な人の周りに潜んでるんです。 いつ女性が殺されたっておかしくないほど女性に憎悪を持つ男性がたくさんいます。被害者は女性だけでなく、僕のような立場の男性もまた被害者です。他人事ではないんです。


学校や会社等身近なところでもセクハラ、性暴力は存在します。「ちょっとしたセクハラぐらい減るもんじゃない」と思った方、実はあれ、減るんです。 精神的なもんとか自尊心とか勇気とか元気とか減るんです。最悪マジで死にます。あれ、いじめと一緒なんです。 だからこそ、男性が身近な女性蔑視の風潮を変えていきませんか? 自分の大事な人を守るために。必ず男女が協力し合える未来が待っています。どうか一般男性にも届くよう拡散してもらえたら嬉しいです。



こんにちは、マルクスです。
僕がフェミニズムに触れたきっかけは彼女が性暴力に遭った経験からですが、きっかけはなんでもいいと思うのです。

「ただ単に本を読んでみたから」「性暴力のニュースを見たから」「身内が被害を受けたから」

僕の漫画がきっかけという人もいればとてもうれしいですね。
身内だけでなく、全女性が一人の人間として当たり前に尊重される時がきたら、もうフェミニズムは必要なくなります。
そんな時代がくるときまで、僕は漫画を描き続けます。

↓フェミニストの定義について、わかりやすく明快に理解できる。おすすめ。

コメント

  1. 匿名 より:

    私がまだ小さい頃、某掲示板で女性蔑視的なスレを見たときはかなり衝撃でしたし、幼い私には割り切ることもできませんでした
    男性全員に怨まれているような気がしましたし、自分含める女性が穢らわしいものにも感じていました
    もちろんそのような男性は一部の人間であるとは分かっていましたし、そう思いたかったです
    が、今でも不信感が蘇ることがあります
    その度に、図々しいと分かりつつ女性を擁護するような記事を探します
    そうしてこの記事にたどり着き、あなたのような男性もいるんだと知れて、安心しました
    ありがとうございます
    とはいえまだ不信感は拭えそうにありませんが少しでも人間不信を克服するために、私も頑張っています
    長文失礼しました

  2. 匿名 より:

    私は沢山の男性に傷つけられましたが、それ以上に沢山の男性に助けられもしました。

    けれども、殆どの女性は助けられることなく傷つけられっぱなしだと思います。

    貴方のような素敵な方が増えれば、女性も男性も幸せな世の中を過ごせるのではないでしょうか。

    声を上げるのは勇気のいることだと思いますが、それで救われる人が大勢います。もしかしたら、貴方が非難中傷を浴びる事があるかもしれませんが、それでも救われる人が沢山いるという事を忘れないでください。

    声を上げて下さり、ありがとうございます。長文失礼致しました。

  3. 匿名 より:

    昨今は男性へのセクハラの方が問題になっているそうです。女性目線での記事もいいかもしれませんが、男性の被害が少ない理由、被害とされてない理由も調べてみてはいかがでしょうか

  4. 匿名 より:

    私も当然女性蔑視には反対です。
    個人は性別でなく人格で判断されなければなりません。

    ただなぜ「女性」にだけスポットを当てているのかというのがイマイチ腑に落ちません。
    日本で過ごしていれば男女問わずハラスメントが行われているのは衆知の事実です。飲みの席で女性が童貞を罵倒するような状況を誰もが見たことあると思います。
    私自身も「気持ち悪い」「風俗行ってこい」「整形しろ」と多くの女性から言われてきました。
    日本では男性はこうしたハラスメントに抵抗してはいけないという暗黙の了解があります。

    性差別の問題を「対女性」だけのものとして伝えるのは「弱い」男性側からすれば、非常に苦しいものです。
    そして「フェミニズム」がどうしても、うさんくさいものに思えるのです。

  5. ありがとうございます より:

    ありがとうございます。どうしても女性の立場を想像しづらいであろう男性で、このような意見をお持ちの方がいらっしゃるんだということを知り救われました。大変だとは思いますが、発信し続けていただけると嬉しいです。どうぞお体には気をつけて

  6. mimi より:

    マルクスさんはじめまして。
    ネットを利用する事が多いので自然と、おそらく男性によるものであろう暴言が目に入ってきます。
    それと私は性暴力サバイバーです。それでどんどん男性を嫌いになり激しく憎むようになりました。落ち着いているときは私が憎んでいるのは男性ではなく、性暴力や女性憎悪をする「男性性」なのだと自分に確認できます。
    女性憎悪の男性は女性からレイプされたのでしょうか。男は三歩下がって女を立てろという国に生まれ育ったのでしょうか。おそらく違います。やたら女性に劣等感をもち目の敵にして別称で呼ばないと気がすまないのはなんでだろうと日々感じることがあります。
    例えば非常識な人間が男だったら、あいつは非常識だ、あいつは頭が足りないと言われるでしょう。しかしそれが女だとあのババア、あのブス、女は頭が足りてないとなるのです。
    非常識な人間の性別にかかわらずあいつは非常識だ、それで十分なはずなのにです。
    私の考えですが女性憎悪、女性蔑視は自分を表現する方法になっていると思います。
    たとえば男性がやたらと女性を馬鹿にする物言いをすることで、自分は強いぞとアピールするまたは他の男性との連帯を強める。
    また女性自ら女性を卑下することにより私はわきまえてるデキた女でしょとアピールする。
    女性憎悪社会に男性も声をあげよう、そういうマルクスさんのお心に励まされている女性も多いことでしょう。ですが首をかしげざるを得ない箇所はあります。私はTwitterはしておらず閲覧だけで時々マルクスさんのTweetも見ております。そこからマルクスさんの作品や態度に疑問を持つ方の意見も目にします。きつい言い方もありますが納得のいく批判であり、そういった批判をしている方の中には性暴力や女性憎悪の当事者も多くいらっしゃるでしょう。しかしマルクスさんはその方々への対応を避けているようにお見受けします。マルクスさんは女性を取り巻く問題に気づかれたのは最近とのことですしご自分の主観だけで啓蒙するのは危ないのではと思います。
    それではこのようなコメントを投稿する場を与えていただきありがとうございました。